« 早すぎるお別れ | トップページ | 10分を10年に感じた時 »

2011年7月31日 (日)

母のこと・・・(心の終結)

今月で85歳になる母

世界中の人がぼけても、母はぼけないだろうと,周りの人も母自身も言っていたのに、いち早くアルツハイマーになってしまって、今はグループホームで暮らしています。

これまで、そんな母とわたしの間には長い長い間、ことばにならない確執がありました。


一人っ子のわたしを、愛し、守り、自分の庇護の下から出そうとしなかった強い母・・・

わたしが成長し、中学生になった頃から、友だちや部活動など、母の介入出来ない世界をわたしは持ち始めました。

それまでのように、学校から帰ると堰を切ったように、学校であったことの一部始終を母に語っていたわたしが、多分変わっていっていたのでしょう・・・

わたしは少しずつ母に語らなくなり、自分の世界を生き始めた
母はそれを許せなかった・・・


長い長い確執の時が過ぎました・・・


母がアルツハイマーだとわかった時、わたしが一番恐れたことは

母への、ねじれた愛を持ち続けたまま、いつか母を送ることになった時、わたしは、きっと、死ぬほど後悔し、自分を責めるだろうということでした。

でも今日
小さくなった母の隣に座って、お土産に買って行った「塩豆大福」を一緒に食べながら
母がいとおしくて、涙があふれました。

丸くなった背中をなで、痩せた手を握り

おかあさん、ほんとうにありがとう・・・って思えた。


母との間にいろんなことがあったけれど、それでもわたしが道を踏み外さなかったのは、母がわたしを愛していて、全力で守ってくれるという揺るぎない自信があったから・・・

ようやくわたしは、自分を縛っていた苦しみから解き放たれました。


今日は写真をいっぱい撮った。これはその一枚です。

よく見ると似てるよな〜わたしたち(笑)。

111731_2
お誕生日には、大好きなかわいいぬいぐるみのお人形をプレゼントするね!!

おかあさん、ずっとずっと元気でいて。

|

« 早すぎるお別れ | トップページ | 10分を10年に感じた時 »

ファミリー」カテゴリの記事

コメント

もう~!! クリさんたらっpout
終結なんてタイトルつけるから うちの母のこと思い出したじゃありませんかweep
長い年月を重ねて その思いに至った道のり。涙が出ました。
はらぺこあおむし みたいな おおきなぺろぺろキャンデーとセットで私の記憶にインプットされているお母様 テレビで勧進帳をみていたお母様 ・・・私たち小6のときhappy01
大事な大事なお嬢さんだったのよね。
わかる気がします、
素直に感謝の気持ちをもてること 本当によかったです、
わたしからも クリさんの気持ちに ありがとうheart04

投稿: ple. | 2011年8月 1日 (月) 10時23分

>ple.さん

そうですよね、「心の終結」でした。ゴメンナサイ。

大きな大きな宿題をクリア出来たと実感しています。
長い時間がかかったけれど、間に合ってよかった・・・

Ple.さん、どうもありがとう。

投稿: クリ | 2011年8月 1日 (月) 21時34分

クリさんも一人っ子だったんですね。お母様との確執、ものすごくよくわかります。私も一人っ子で、やはり母の庇護の下から出られない自分がイヤで、窮屈で、それでバリくんだりまで逃げて来た人なので…(汗)

母(うちの場合は、これに母方親族もくっついてきます)を受け入れられるようになり、母もまた勝手者の私を受け入れられるようになったのは、私がバリで十年近くを過ごしてからでした。

今回の東北大震災をきっかけに、両親から戻って来いと言われた時、自然と、そろそろ近くに居てあげたいと思いました。なので、クリさんの気持ち、すごくよくわかります!

良かったですね!無事終結、心から祝福します!

投稿: 猫媛みかん | 2011年8月 6日 (土) 23時49分

>海猫みかんさん

どうもありがとう!!
みかんさんも一人っ子?
家を出るパワーがあったことがすごいです!
わたしはヘタレなので、結局は、強い母の庇護の元から、脱することが出来なかった。わたしを自立させてくれない母に反抗はしながらも、結局は母に頼っていたんです・・・

でも、もう氷解しました。
ほんとうに長い長い時間がかかった、
でも、間に合ってよかった、と思うんですよ。

お互い、一人っ子同盟、後悔なく楽しく生きたいですね。

投稿: クリ | 2011年8月 7日 (日) 00時06分

クリさん、ほんとうに良かったですね。

私も母との確執を長い間解決できずにいました。
息子の不登校にまつわるいろいろなことで、決定的な日がやってきて…。
それ以来、会っていません。もう6年になります。

その間(“あの”師匠に大変お世話になり。自分で言うのもナンですが…)ものすごく厳しい精神的な修行を経て、私の中ではすっかり氷解しています。
私を生み、育ててくれてありがとう、と思っています。
でも、母は会ってくれません。

どちらかのお葬式まで、会えなくてもいいんです。
母の中で、苦しみが氷解してくれれば。
それだけが、私の願いです。

投稿: リトセア | 2011年8月 7日 (日) 13時02分

>リトセアさん

そうですか、そんなことが・・・
でももう、こころの中で解決しているんですね。すごいですね、よくがんばりましたね〜。

わたしは、いろいろなことがあったけれど、ようやくたどり着けたという思いです。ほんとうに良かった。

これからの人生、生き生きと、自分らしく、楽しみたいですね!

投稿: クリ | 2011年8月 7日 (日) 18時47分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/131687/52358781

この記事へのトラックバック一覧です: 母のこと・・・(心の終結):

« 早すぎるお別れ | トップページ | 10分を10年に感じた時 »